2008年4月26日土曜日

と、ここで今

と、ここで今の様子。
朝起きると、体がぎこちない感じもするが、外をウォーキングするとぎこちなさもなくなってくる。
日中は、2-3時間起き上がっていると、腰痛を感じる。たぶん、チタンを付けた下の軟骨あたり。で、横になるとしばらくして、そのあたりがポキっとなる。指をポキっとならす感じ。すると少し楽になる。昨日は、調子に乗ってさらに伸びをしてみたら、ポキじゃなくてボリっと異物感を感じたので、あまりまだ大きな動きは止めた方が良さそうだ。
そんな繰り返しで起きているが、夕方になると腰痛のほかに背中に異物感も感じてくる。おとといくらいまでは、それでも各種作業にそれなりに集中できたのであるが、昨夜は疲れがたまったのか、異物感で集中力が続かず、腰痛も強くなってくるので早々に寝てしまった。
手術して1ヶ月をすぎたが、まだまだ安定しないのか、これが安定点なのか、とりあえずコルセットを外すOKがでるまでは(たぶんあと2ヶ月くらい)のんびり経過をみるしかないかな。

2008年4月24日木曜日

最初の救急病院

事故話の続き。

事故直後は軽い腰痛ぐらいに思っていたのですが、どんどん腰が痛くなっていき、体を起こしていられない状況になってきました。それで別のタクシーで救急病院に担ぎ込まれたのですが、当然、みんな中国語。旅行に備えて少しは中国語を勉強してあったのですが、こんな状況を説明できる能力はありません。途方にくれていると、ジャクリーンという一人の中国人女性が近寄って来てくれて、英語で通訳を買って出てくれました。英語も得意ではないですが、少なくとも中国語よりはできます。どうやら、オリンピックに備えて、彼女のような外国人のためのボランティアが救急病院に配置されているようです。おかげで、症状や状況を医師に説明することができました(ありがとう!ジャクリーン!)。で、ここで、レントゲンの結果、脊椎が骨折していることが判明、おそらく手術を要するとの事、どうしたものか。これより3週間強にわたる寝たきり期間が始まります。

写真は、診療を受けた場所です。なんとも雑然。向かって左に医師が座り、右に僕が座りました。写真はベッド(?)に横たわった状態で撮ったのですが、この後、手を大きく切ったヤクザ風体の男性の問診が始まりました。男性は問診中もずっとタバコを吸い続け、吸殻は床に落としていました。漫画で描かれる歌舞伎町の病院ってこんな感じだよなあ、とぼんやりと考えていました。

2008年4月22日火曜日

上海に到着して1時間もたたずに…

2008年2月29日夜。初めての中国。初めての上海。その初めて見るはずの景色はまだ夜のためタクシーからは見えず、と思っていたら…。そして、初めての交通事故になりました…。入国して1時間も立ってない頃です。。。。
事故は乗っていたタクシーが前方ですでに発生していた玉突き事故に突っ込む形で発生しました。事故発生少し前に、何気に運転席を覗いたときに見えたスピードメーターは120kmを表示していました。突っ込む際に減速感は感じなかったので(居眠り?本当に気づかなかった?)ほぼその速度で突っ込んだものと思います。このような時、「その瞬間はスローモーションだった」という話をよく物語などで聞きます。確かにそういう表現が適当かもしれませんが、お決まりの走馬灯のようなものは流れず、ただただパニックで頭が沸騰したという感じ。 そして伝わりくる衝突の衝撃、その鉄を砕く衝撃に肉の無力さを直感しました。
上海で赤いタクシーは避けたほうが良いです。。。

2008年4月20日日曜日

退院しました!

4/17に、やっと退院しました。第二腰椎破裂骨折による、およそひと月半の入院生活。でも多くの方々のおかげでここに至る事ができました。みなさま、本当にありがとうございます。
写真は、改造手術後のレントゲン写真です。いまやチタンが埋め込まれた改造人間です。でも必殺技は使えません。
これまでの経緯は、またおいおい…。
とりあえず、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭に行けなかったのが悔やまれまする。まさか、自分の作品の上映時間と、自分の手術の時間が重なるとはね…(苦笑)