2008年4月24日木曜日

最初の救急病院

事故話の続き。

事故直後は軽い腰痛ぐらいに思っていたのですが、どんどん腰が痛くなっていき、体を起こしていられない状況になってきました。それで別のタクシーで救急病院に担ぎ込まれたのですが、当然、みんな中国語。旅行に備えて少しは中国語を勉強してあったのですが、こんな状況を説明できる能力はありません。途方にくれていると、ジャクリーンという一人の中国人女性が近寄って来てくれて、英語で通訳を買って出てくれました。英語も得意ではないですが、少なくとも中国語よりはできます。どうやら、オリンピックに備えて、彼女のような外国人のためのボランティアが救急病院に配置されているようです。おかげで、症状や状況を医師に説明することができました(ありがとう!ジャクリーン!)。で、ここで、レントゲンの結果、脊椎が骨折していることが判明、おそらく手術を要するとの事、どうしたものか。これより3週間強にわたる寝たきり期間が始まります。

写真は、診療を受けた場所です。なんとも雑然。向かって左に医師が座り、右に僕が座りました。写真はベッド(?)に横たわった状態で撮ったのですが、この後、手を大きく切ったヤクザ風体の男性の問診が始まりました。男性は問診中もずっとタバコを吸い続け、吸殻は床に落としていました。漫画で描かれる歌舞伎町の病院ってこんな感じだよなあ、とぼんやりと考えていました。

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