2007年10月30日火曜日

3dsMAXレンダリング


自分はまったくまだ手探り状態の3dsMAX。今回zerφ2を制作する中で、そのレンダリングについて体験したメモ。

そのほとんどはmental rayを使用してレンダリングしましたが、動画においてはどれぐらいの設定が現実的なんでしょう?ちなみに今回の画像サイズは1280*720。
最初は、「そりゃ、できるだけ高画質にすべきでしょう!」と、サンプルは最小4、最大16、ファイナルギャザーはプリセットの最高にしてレンダリングしてみましたが、いやはや遅いのなんの。よほど時間もあって完全に決定状態でもない限り、避けたほうが良いスピード。ひとつのカットに8時間から数十時間(数日)かかってしまいます。
今回、現実的に選んだのは、サンプル最小1、最大4、ファイナルギャザーは高。レンダリング時間はひとつのカットあたり、数十分から8時間程度になりました。クオリティ的には、その後、合成先の実写に合わせてぼかしやモーションブラーを足すことを考えると問題がないくらいになっていると思います。
あと、この作業において、フィルターはmitchellにしました。最近出たMAX本でMitchellが推奨されていたからです。後で知ったのですが、Shakeにおいてデフォルトのフィルターは拡大ではmitchell、縮小ではsinc(縮小時にディテイルが維持されるらしい)だそうです。ただ、MAXのフィルターにsincはありません。そういえば、AEやCombustionではどうなんだろう?

で、ざっと映像ができて、音声担当の高橋さんにお渡しした今、差し替えように設定のクオリティをあげたものを合間にレンダリングさせています。いやはや、遅いです。果たして違いはでるのかなあ。。。

そうそう、あと、被写界深度とモーションブラーはMAXでは処理してません。その後のAEでやっています(あるいは、やっているようにみせている)。