2008年7月13日日曜日

婦女子とプラモ

先日、女性と話していて最近の“腐女子”という言葉が話題になった。
「あまりにもマスコミも使うから、“婦女子”より“腐女子”のが一般的になってきちゃったね。そのうち、“婦女子”という言葉は“腐女子”に取って代わられてしまうかも。もともと“婦女子”自体、死語に近い状態だったし……」
うなづく彼女の職場には実際にそういう人(仮にAさん)がいると言う。Aさんは“腐女子”を知らなかったらしく、本屋に貼られたポスターなどにあまりに“腐女子”という言葉が使われているのが気になり、彼女にどういう意味かと尋ねてきたそうだ。彼女は丁寧にその由来と“婦女子”をもじった造語であることを教えてあげたのだそうだが、なんと「“婦女子”なんて言葉あるの?」と返されてしまったそうだ。そんな人、実は結構いるんだろうなと思う。
「それで、最近はどうしてるの?」
話は変わり、彼女は僕のリハビリライフ(?)について訪ねてきた。
「プラモ作ってるよ」
先日のF-22の出来がうまくいったので、心なしか自慢気に答える自分。
でも、相手はきょとんと、
「プラモデル作って何が面白いの?」
「え?!」
やられた。そうか分らないのか。そこで口に出さずと僕は思った。
「婦女子には分かるまい……」

震電

現在、新たに作っているプラモの写真です。左のアンモじゃなくて、右の飛行機です。押井監督の新作アニメに登場する機体に似てますが、それとは違います。終戦時に試作機までは出来ていた幻の戦闘機・震電です。この機体、小学生の時から好きなんですよ。当時、ラジコンの雑誌を読んだりしていたのですが、その中で実在の(あるいは構想された)ユニークな航空機を紹介するページがあって、そこで初めて知りました。プロペラが頭じゃなくて、お尻に付いてるんですよ。面白い!(写真のプラモはまだプロペラ付けてません)以来ずっと印象に残っていて、先日東急ハンズに買出しに出た際に偶然みつけ、覚めやらぬF-22完成達成感も手伝って購入。ただいま、サーフェイサーとパテとやすりの間を行ったりきたりで、パーツの隙間や歪みを修正しているところです。