2007年11月27日火曜日

ブレラン(ファイナルカット)

先日のこと、
忙しいというのにブレラン(ファイナルカット)をバルト9に観にいく。
夜0時過ぎの上映もあるのが、イカしてる。
劇場に向かうために、エレベータに乗った時に広がる夜の新宿の眺望、
まさにブレランを観る儀式としてふさわしく感じ、
さながらエレベータでタイレル社長のもとへ向かうロイの気分。
最初に観たのは中学生の頃だったかな?いったい、今まで何回見たのか?
ビデオも含めての鑑賞回数としては一番多いかもしれない。
なのに、今回の上映で、初めて認識した音も多数、
あらためてしびれた芝居も多数。
なんだろう、今回のファイナルカットは、
いままでのブレランのディテイルを確実にエンハンスしている。
しっかりパーツパーツごとが、素敵な御馳走になっていた。

非常に蛇足ですが、
ブレランは『ブレードランナー』のことです。

2007年11月26日月曜日

編集はじめの憂鬱

ストーリーものにせよ、イメージものにせよ、
編集初めに僕はよく憂鬱を感じる。
何故か、非常に疲れるのである。
それはまだ全体像がイメージできてないからかもしれないし、
それぞれの絵の役割が見出せていないせいかもしれない。

いつからか、
編集や撮影、それに演出において、
僕の中で意識している要素として
「呼吸感」というのがある。
映画を観ていて、呼吸感を感じると、
それだけで好きになってしまう。

編集初めはまだ呼吸がつかめないから
疲れるのかもしれないなと、ふと思う。
子供の頃、水泳で息継ぎが出来ずにいて、
泳ぐことがストレスだったのを思い出す。
(今もうまくはできないが…苦笑)