2007年11月5日月曜日

sonyHDVをネット配信サイズに(追記有)

いつものアイドル映像仕事で、sonyHDVをネット配信用に縮小する必要性が出た。そのまんまエンコードソフトに入れてしまい、そこで縮小する手もあるのだが、素材のsonyのHDVはインターレース、対して今回使用するエンコードソフトFlash Video Enchoderはインターレース除去の機能はどうやらないらしい(あったらゴメンなさい)ので、エンコード前にネット配信用に640*360(正方形ピクセル)に縮小しておくことにする。
素材自体の編集はMac上のFinalCutなので、Shakeで縮小することにする。
まずは、インターレース除去。するとまあ、MPG圧縮という事もあってか、拡大して見ると、すごいブロック化状態である。斜めの線や、曲線が、ガタガタになっている。(でも、どうしてSONYはインターレースにこだわるんだろう。世間の最終出力はプログレッシブになってきていると思うのだけど)
ガタガタを消すために、縮小前にブラーをかける。アルゴリズムは無難にガウスにした。値的には、5あたりからガタガタ感が薄くなり、6でほぼ消えた。今回はちょっと遠慮して、5.5に設定。
で、それからReSizeで640*360に、ここでのアルゴリズムはsincにしました。sincは縮小においてディテイルが維持されるとの事ですが、シャープネス作用も強いので、先のぼかしで弱まった輪郭をここで戻そうという意図もある。
そうしてQuickTimeのTGA圧縮で出力。でも、FCPに戻すと、素材よりちょっとだけ明るめになっていた。以前にも書いたが、shakeとQTの組み合わせにおいては入れと出しのフォーマットが異なる場合、ガンマが変ったかのように明るめになったり、暗めになったりする事があるようだ。今回は入れがQT(HDV)で出しがQT(TGA)だったからからかもしれない。直そうかなとも思ったが、アイドル映像の調整としては、むしろちょうどいい明るさ具合だったので、そのままにする。


(修正しました)
HDTV表記をHDV表記にしました。この場合はHDVですよね(苦笑)

(後日追記)
shakeでのダウンコン処理のみならReSizeノードよりファイルを入れたFileInノード上で行うほうが良いらしいです。

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