2007年8月26日日曜日

日ごろの酸素の代金を…

経済的にきつい状態の国々が、工業化を意識して、あるいは単に目先の資材として自国の森林を伐採している、あるいは伐採を許している、少しでも生活を豊かにしていくために。それに対して、グローバルな視点を訴えかけようとするのは、豊かな生活を送る工業大国で、コンクリートの町で車を乗り回し、高層ビルを建て、工場で大量の商品を作り商業を繁栄させる。なんだか、どこか説得力に欠ける、という構図。僕自身は、そのあたりの専門知識は疎いのであるが、気になったので書いてみる。森林を維持していること自体が経済的収入になる仕組みを国際的に作れないのだろうか。森を維持していること自体を経済活動として、ビジネスとして収入になるようにできないのだろうか。例えば、森林による酸素供給に対して森林を維持している国に、諸外国はその酸素の代価を払うようにするとか。伐採を続ける森林保有国もお金にならないから森を伐採してしまうのである、伐採した展開のほうがお金になるから、伐採するわけで、そのまま維持させたほうが収入になるのであれば、伐採しないのではないだろうか。二酸化炭素を出さないようにする運動も大切だが、むしろ酸素を供給していることを経済として評価してみはどうかとふと思った。酸素供給は産業と同じ経済評価を得て良いのではないだろうかとふと思った。しろうと意見なのではありますが…。

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