2008年12月8日月曜日

落葉

いつになく寒い冬に思えるのは、背中の金属製の義骨のせいなのかな。
このマンションに越してきて、片手じゃ足らぬ冬を越したのに、中庭の落葉の多さを感じた冬は初めて。寒さを噛みつつ、半月ぶりにコーヒー豆を向かいのスタバに買いに出た帰り、見上げたマンションの空に中庭の落葉たちが羽を広げて舞い上がっていた。それはすでにマンションよりも高く、まるで渡り鳥の群れのよう。空高くどこかへ飛んで行く。きっと来年には、青い色になってまた帰ってくるんだろうな。
都会の四季も悪くないななどと思うようになったのは、寒さを背骨で感じ出したからなのか。

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